10/27に「音楽の持つ力って何?」というテーマで哲学カフェを開催しました。
当日は、「音楽って一口で言うけど、音楽の種類っていろいろじゃない?」
というツッコミから始まり、各自の聞く音楽を語ることから
話は始まりました。
「音楽」と聞いてイメージするものは人によって様々で、
クラシックを聞くのが好きという人や、
実際に演奏するのをイメージする方、
歌の歌詞を聞くことをイメージする方などがいました。
前半の話題の中心は、
ファーストフード店でクラシックが流れていたことに
違和感を覚えたという、参加者の方のお話でした。
「場所にふさわしい音楽がある」という意見が出た一方で、
「音楽によって場所の雰囲気が変わる」という意見も出ました。
後半で自分が特に興味深かったのは、
「聴覚は、視覚よりもリアルを感じさせるのでは」という意見でした。
その理由として、
「視覚でみる映像や風景は、見たくなければ目を背けることができるが、
聴覚で聞く音はそう簡単に耳を防ぐことができない」からよりリアルに感じるという意見や、
音はその場限りもので残らないという、音の一回性を理由にあげる方もいました。
テーマがテーマだけに、話題は多岐に及び、
まとまりがないと感じた方もいらっしゃったかもしれませんが、
個別の好きな音楽について語り合うのとはまた違った、
「音楽」そのものを探究すう、芸術の秋にふさわしい時間になったのではないでしょうか。
次回の哲学カフェは11/24(日)開催予定です。
詳細が決まり次第HPにて告知いたします。
0 件のコメント:
コメントを投稿